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公募シンポジウム募集要項
募集概要
- テーマ:
- 症状の向こう側へ ― 対話・共創・共感でひらく全人的神経内科医療 ―
- 募集期間:
- 2026年5月25日(月)〜 6月26日(金)17:00 必着
- 提出先:
- 日本神経学会事務局(メールアドレス、詳細は後述)
- 応募資格:
- 企画提案者は、日本神経学会会員であること
- 採否通知:
- 2026年8月頃
- 提出書式:
- 本募集要項内バナーより所定の企画提案書をダウンロード
- ファイル名:
- 「68公募_領域番号_企画提案者名」(例:68公募_26_石原智彦)
Ⅰ. 大会テーマと公募の理念
第68回大会のテーマは「症状の向こう側へ ― 対話・共創・共感でひらく全人的神経内科医療 ―」です。
本大会では、参加者が講演を聴くだけでなく、問い、議論し、新しい診療や研究の方向性を考える場を目指します。
公募シンポジウムでは、この方向性を「語る」「交わる」「ひらく」の3本柱で示します。企画提案にあたっては、主となる柱を選び、その理由を簡潔にご記載ください。
応募のポイント
本公募では、次の4点を重視します。
- 大会テーマ「症状の向こう側へ」との関連が明確であること
- 「語る」「交わる」「ひらく」のどの柱を主に担う企画かが分かること
- 講演のみでなく、討論・対話・多職種連携などの工夫があること
- 若手、女性、多職種、患者、国際性など、多様な視点が意識されていること
Ⅱ. 3本柱に沿った企画の考え方
- 語る:
- 患者・家族の体験、症状の意味、生活の文脈を丁寧に扱う企画

記述の限界を超え、患者の人生や病態の機微を言語化・共有する。単なるデータ報告ではなく、言語化困難な身体経験や臨床現場の「物語」を科学的・共感的に記述することを重視する企画。
例えば、ALS患者が失っていく『語る力』の軌跡には、神経科学と人文学の両方が向き合うべき問いがある。当事者・家族・訪問看護師・神経内科医・人文学的な研究者が同じ演台に立ち、コミュニケーションの段階的喪失を「経時的な語り」として共有することで、参加者が 「患者本人が経験する病いの語り」に基づく臨床思考を身につける場を提供する企画が該当する。
- 交わる:
- 領域、世代、職種、地域を超えて議論し、新しい視点を得る企画

専門・職種・世代・地域の垣根を壊し、新たな知を共創する。医局や専門領域に閉じこもらず、多様なステークホルダーが対話することで、思いがけない学び(セレンディピティ)を創出する。
例えば、パーキンソン病治療において、薬物療法・デバイス療法・リハビリの優先順位をめぐる医師・患者・介護者間の認識ギャップは深刻である。こうしたギャップを可視化するため、患者・介護者と医療者が同じ場に立ち、それぞれの立場から意思決定の過程や価値観を提示する対話型セッションを軸とする。さらに卒後10年以内の若手専門医とベテランが対等に反論し合うPro-Con形式を採用し、次世代の診療モデルを共に構築するプラットフォームを提供する企画が該当する。
- ひらく:
- 最先端研究、AI、制度改革、新しい診療モデルなどを通じて、未来の神経内科医療を示す企画

最先端研究、DX、制度改革を通じて、神経内科の未来を切り拓く。既存の枠組みを疑い、科学的エビデンスと技術革新によって、10年後の神経内科医療の姿を提示する。
例えば、脳小血管病(CSVD)は認知症・脳卒中の共通病態基盤であるにもかかわらず、疾患概念・診断基準・治療標的のいずれも未成熟なまま放置されてきた。本シンポジウムは遺伝性CSVDの分子病態研究から始め、次世代治療戦略の全体像を提示し、5年以内の臨床試験立案に向けた具体的アジェンダを提供するような企画が該当する。
※柱は独立したものではなく、1つの企画が複数の柱にまたがっていても差し支えありません。
3本柱ごとのイメージ(参考)
以下に、各柱のコンセプトを体現するシンポジウムの具体例を示します。あくまでイメージ参考としてご活用ください。
【語る】
(例1)ALSや失語症など、コミュニケーション障害を伴う疾患において、患者・家族・医療者の語りと臨床評価をあわせて検討し、症状の意味をより深く理解する企画
(例2)認知症やパーキンソン病において、診断や治療だけでなく、生活の変化や本人の体験を中心に据えて議論する企画
【交わる】
(例1)脳卒中や神経難病における診療を、神経内科、他科、多職種、地域支援の立場から討論し、連携の課題を明らかにする企画
(例2)若手とベテラン、基礎研究者と臨床医など、異なる立場が同じテーマを議論し、次世代の診療モデルを考える企画
【ひらく】
(例1)血液バイオマーカー、AI、デジタル技術などの最新知見を、現状の到達点と臨床実装の課題の両面から検討する企画
(例2)新規治療、制度改革、診療報酬、社会実装などを通じて、今後の神経内科医療の方向性を示す企画
Ⅲ. 応募資格・全体について
応募資格
- 企画提案者、共同提案者は、日本神経学会会員であること
- 共同でのご提案も可能。その場合は代表者をお決めいただき連絡先としてください。
全体について
- 公募シンポジウムは、最先端の知見や新たな視点を含む内容としてください。教育的な内容の企画は、別途募集します、教育コース公募へご提案ください。後日、教育企画公募のページにてご案内します。
- ご提案内容は学術大会年次学術委員会にて採否を決定いたします。
- 大会長校からご提案の修正をお願いする可能性がございますため、ご提案の内容が必ずしも最終案とならない場合がありますことを予めご了承ください。
- 提案数の制限はございません
- 手書きでのご応募は受け付けません。必ずPCにて作成し、Excelファイルをメール添付にてお送りください
- 学会事務局や年次学術委員から内容について、問い合わせをさせていただくことがあります。
留意点
- 演者数は問いませんが、外国人+非会員演者は2名まで、尚且つ、演者人数の半数以下にしてください。
- 採用決定、その後の学術委員会における演者構成の調整完了まで、外国人・非会員には内諾を取らないようにお願いいたします。
- 演者に外国人が含まれる場合、演者全員の講演言語を英語としてください。
- 座長は原則、企画者を含む2名で行ってください。
- 座長のみを非会員に依頼することはできません。(非会員演者に座長をお願いすることは可)
第68回大会における企画の方向性
- 「語る・交わる・ひらく」の3本柱に沿った企画を歓迎します。
- 異なる立場・見解を持つ演者による議論型のシンポジウムを歓迎します。
- 若手(2027年5月22日時点45歳以下)・女性・多職種・患者の視点を活かした企画を推奨します。
- 世界各国、特にアジア諸国との連携・多職種との合同企画を歓迎します。
- 選考においては、革新性・対話性・多様性・テーマ整合性を考慮します。
Ⅳ.セッションタイトルについて
参加者の興味をそそる、また、内容が垣間見られるタイトルとなるように工夫してください。
| 【参考】タイトルの例 |
|---|
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Ⅴ. 大会3本柱・形式とカテゴリー
第68回大会では、「語る・交わる・ひらく」の3本柱に沿った企画で、従来の通常型(講演+質疑)に加え、多様な形式のシンポジウムを募集します。企画書の「選択1/選択2/選択3」欄で以下から選択してください。
- ※セッション形式は、通常型での応募も可能ですが、本大会のテーマとの整合性の観点から、討論・対話・フロア参加など、何らかの双方向性を取り入れた企画を推奨します。
- ※セッション形式は1つ必須選択とし、「企画・登壇者」は該当する場合に追加選択してください。
選択2について:セッション形式(選択必須)
| 形式 | 内容 | 3本柱の例 |
|---|---|---|
| 通常型(講演+質疑) | 講演後に質疑応答を行う標準形式 | 語る・交わる・ひらく |
| 議論・対論型 | 異なる立場の演者が見解を交わす討論重視の形式 パネルディスカッションを含む。 |
交わる・ひらく |
選択3について:企画・登壇者(該当する場合)
| 企画・登壇者 | 内容 | 3本柱の例 |
|---|---|---|
| 多職種・患者連携型 | 医師以外(看護師・PT・薬剤師・患者・家族等)を演者に含む連携型 | 語る・交わる |
| 若手研究者主体型 | 45歳以下(2027年5月22日時点)の若手が中心となって企画・発表する形式 | 語る・ひらく |
| 国際セッション | 海外の研究者・ガイドライン策定者等との国際的な意見交換 | 交わる・ひらく |
Ⅵ. 時間・領域分類
時間
- 60分・90分・120分の3パターンから選択してください。
- 全体のスケジュールに応じて変更をお願いする場合があります。
| 【参考】対話型セッション設計の時間配分例 |
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領域分類
| 01 | 脳血管障害(急性期) | 17 | めまい・平衡障害・神経眼科 |
| 02 | 脳血管障害(慢性期)・脳小血管病 | 18 | てんかん |
| 03 | 認知症(臨床) | 19 | 高次脳機能・神経心理 |
| 04 | 認知症(病態・バイオマーカー) | 20 | 疲労・フレイル |
| 05 | パーキンソン病(臨床) | 21 | 神経救急・神経集中治療 |
| 06 | パーキンソン病(病態) | 22 | 中枢神経感染症・プリオン |
| 07 | 運動異常症(ジストニア・舞踏病・その他) | 23 | 医原性・治療関連神経障害 |
| 08 | ALS・MND(臨床) | 24 | 臨床神経生理 |
| 09 | ALS・MND(病態・分子) | 25 | 脳機能画像 |
| 10 | 脊髄小脳変性症・多系統萎縮症 | 26 | デジタル神経学・AI |
| 11 | 中枢神経免疫疾患(MS・NMOSD) | 27 | 神経リハビリテーション |
| 12 | 末梢神経免疫疾患(GBS・CIDP) | 28 | 神経病理(病理診断・組織学) |
| 13 | 神経筋接合部疾患 | 29 | 神経病態(病態機序・分子/細胞) |
| 14 | 筋疾患 | 30 | 遺伝子・核酸治療・再生医療 |
| 15 | 末梢神経障害・神経障害性疼痛 | 31 | 神経医療の倫理・ACP |
| 16 | 頭痛 | 32 | その他 |
Ⅶ. ねらいの記載について
- 日本語は全角400字以内、英語は130ワード以内
- 抄録・発表言語が英語の場合は、英語でご記入ください。
- 採用された場合、「シンポジウムのねらい」はそのまま抄録集に掲載されます。
第68回大会における「ねらい」の記述にあたって
以下の視点を含めていただくと、採択審査において高く評価されます。
①「症状の向こう側へ」というテーマにどう応える企画か
②「語る」「交わる」「ひらく」のどの柱を担う企画か
③参加者にどのような気づきや対話をもたらす企画か
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【参考】「ねらい」の記述例 ①扱う課題、②主に担う柱[語る/交わる/ひらく]、③参加者に持ち帰ってほしい視点や対話(参加者に何を考えてほしいか、どのような対話を生みたいか)、の3点を簡潔に示してください。 |
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▶語る(患者連携型)の例
▶交わる(議論型)の例
▶ひらく(最先端型)の例 |
Ⅷ. 演者および座長の候補
- 演者の人数・国籍は問いませんが、外国人+非会員演者は2名まで、かつ演者人数の半数以下にしてください。
- 採用決定、学術委員会における調整完了まで、外国人・非会員には内諾を取らないようにお願いいたします。
- 外国人が含まれる場合、講演は英語セッションとなります。(全演者の発表言語が英語)
- 座長は原則、企画者を含む2名で行ってください。
- 非会員の演者に座長をお願いすることは可能ですが、座長のみを非会員に依頼することはできません。
- 若手・女性・アジア諸国のシンポジストを積極的に推薦してください。
| 【参考】演者多様性の記入例(企画書「演者多様性」欄) |
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Ⅸ. 企画提案書の提出方法
- 以下バナーより、公募シンポジウム企画提案書(Excelファイル)をダウンロードし、必要事項を入力の上、メール添付にて、公募期間内に日本神経学会事務局<jsn-secretariat@neurology-jp.org>宛に送付
- メール件名:「第68回公募シンポジウム企画提案」
- ファイル名:「68公募_領域番号_企画提案者名」(例:「68公募_26_石原智彦」)
- 複数提案の場合:別ファイル(1企画1ファイル)とし末尾に優先順位の数字を付加(例:「68公募_26_石原智彦_1」「68公募_32_石原智彦_2」)
- 事務局が受け取りましたら受取報告の返信メールをお送りします。1週間以内に返信のない場合は学会事務局にご確認ください。
- 提出期限:6月26日(金)17:00 採否通知:2026年8月頃
提出先:日本神経学会事務局(担当 谷口・西井) e-mail:jsn-secretariat@neurology-jp.org











