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編集後記より
梅雨明けを迎えた奈良では,青葉がいっそう鮮やかさを増し,古都の風景に夏の訪れを感じる季節となりました.最近奈良は色々な話題で注目されていますが,今夏では文化遺産群「飛鳥・藤原の宮都」の世界文化遺産登録です.先日,ユネスコ諮問機関より登録勧告がなされ,正式登録への期待が高まっています.1400年以上前の飛鳥・藤原の時代から受け継がれてきた歴史や文化に思いを馳せると,私たちが日々積み重ねる診療や研究もまた,次の世代へ継承されるべき知の営みであることを改めて感じます.
さて,本誌には今月も多くの興味深い症例報告が掲載されています.若い先生方の中には,地方会や学会で症例発表を経験された方も多いのではないでしょうか.発表の準備を通じて病歴や診察所見を見直し,文献を調べ,考察を深める過程そのものが大きな学びになります.さらに論文としてまとめることで,論理的思考力や科学的な考察力が磨かれ,その経験は将来の診療や研究活動にも必ず生かされます.発表した症例の中には「いつか論文化しよう」と思いながら講演スライドのまま眠っているものもあるかもしれません.ぜひ本誌への投稿に挑戦していただきたいと思います.
日本神経学会では,次世代を担う仲間を増やすための活動にも力を入れています.私は広報委員会の動画担当委員として,約10年ぶりとなる医学生・研修医向け脳神経内科紹介動画「未来を紡ぐ脳神経内科医の挑戦〜患者と共に歩む,知と情熱のフロンティア〜」の企画・制作に携わりました.2026年5月から公開していますので,ぜひご覧ください(https://www.youtube.com/watch?v=F4WEUiAyRs8).脳神経内科の魅力を発信し,一人でも多くの若い世代に本分野へ関心を持っていただければと願っています.
症例報告も若手育成も,知識や経験を次の世代へつないでいくという点では同じ営みです.伝統ある「臨床神経学」が,その架け橋となり続けることを願っています.若手の先生方からの積極的なご投稿を心よりお待ちしています!
(杉江 和馬)
投稿者へのアピールポイント
日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして
- ★PubMed/MEDLINEにabstractだけでなく、全文が収載されています。
- ★日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして、年間320万件以上(2025年集計)のアクセスがあります。
- ★2015年からオープンアクセスジャーナルになり、アクセス数の増加、被引用論文として有利な状況となっています。
- ★毎月、最新号のメール目次が会員へ配信されています。
- ★2015年5月J-STAGEにてから早期公開を開始しています。
- ★2022年5月から著作権の面でもオープンアクセスとなり、掲載された図表は学術目的であれば、申請せずに他紙や学会発表で転載利用できるようになりました。
若手医師の登竜門として
- ★卒後間もない先生方に発表の場を提供しています。
- ★投稿論文は温かく育てましょうという理念の下、査読は極めて教育的、建設的に行われています。
- ★査読が迅速です(昨年度の初投稿原稿の平均査読日数は10日間)
症例報告が多く掲載されています
- ★日々の診療に直接役立つ、日本語での症例報告を多く掲載しています。
- ★図と表を合わせて最大6個も掲載できるので、多くの情報を共有できます。完全電子化により、カラー代も無料です。
- ★Letters to the Editorを通して、発表された症例を討議することができます。
その他
- ★英文投稿も受け付けています。






