投稿をお考えの方へ

編集後記より

 本年はコロナ禍のニュースが世界を席巻していますが,同時にWHOの役割,ニュースに身近に接する機会が増えました.WHOからのCOVID対策の勧告,感染状況の情報,WHOの各委員会,総会などの一部もWEB配信で視聴することもできました.また米国のWHO拠出金の停止,2021年7月に脱退する話題,COVID対策が最も成功した台湾がWHO加盟国ではなく,web形式で開催の本年WHO総会に招待されなかったことなども話題となりました.
 WHOに関連したてんかんの話題と,本誌でのてんかん関連の論文の話題の2件をご紹介いたします.1)2015年のWHO総会で「てんかんは今後10年間で世界的に制圧すべき疾患」と決議されました.それを契機にアカデミア,患者団体,行政の積極的な取り組みが始まり日本では「てんかん地域整備事業」が厚労省本事業として各都道府県で開始されました.WHOはジュネーブ本部以外に,世界の6領域にWestern Pacific, South East Asia,Europe,Africa,Pan American,Eastern Mediterranean の領域事務局があり,各地域に根ざした活動がされています.毎年6領域の会議が秋に開催されますが,アジアはWestern Pacific,South East Asiaの事務局となります.領域会議ではnon state actors(NSA)(非国家団体)が毎年議題に沿った声明(文書とビデオ)を提出して会議で取り上げられホームページから広報される企画があります.本年のWestern Pacificの領域会議では,「てんかん制圧の行動指針決議」「てんかん外科の普及」が紹介されました*.Western Pacific領域では事務局長として日本の葛西健先生が活躍されています.
 2)毎年本誌のてんかんに関する投稿論文数は順調に増加し,論文内容も大変充実してきています.最近の本誌の年間掲載論文数(99〜127編)のなかでてんかん関連の割合は,53巻(2013年)から60巻(2020年)まで,1%,1%,2%,5%,6%,8%,10%,6%と推移しています.
 今後も幅広い分野の投稿論文が本誌から社会に発信されることを切に願い,皆様からの投稿をお願いいたします.

*https://extranet.wpro.who.int/rcm/ngostatements/agenda.aspx

(池田 昭夫)

投稿者へのアピールポイント

日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして

  • ★PubMed/MEDLINEにabstractだけでなく、全文が収載されています。
  • ★日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして、年間500万件以上(2019年集計)のアクセスがあります。
  • ★2015年からオープンアクセスジャーナルになり、アクセス数の増加、被引用論文として有利な状況となっています。
  • ★毎月、最新号のメール目次が会員へ配信されています。
  • ★2015年5月から早期公開を開始しています。

若手医師の登竜門として

  • ★卒後間もない先生方に発表の場を提供しています。
  • ★投稿論文は温かく育てましょうという理念の下、査読は極めて教育的、建設的に行われています。
  • ★査読が迅速です(2019年度の初投稿原稿の平均査読日数は8日間)
  • ★日本神経学会の英文誌Neurology and Clinical Neuroscienceと同じ、投稿システム「ScholarOne Manuscript」を採用しており、将来の英文誌の投稿へも役立ちます。

症例報告が多く掲載されています

  • ★日々の診療に直接役立つ、日本語での症例報告を多く掲載しています。
  • ★図と表を合わせて最大6個も掲載できるので、多くの情報を共有できます。完全電子化により、カラー代も無料です。
  • ★Letters to the Editorを通して、発表された症例を討議することができます。

その他

  • ★英文投稿も受け付けています。