投稿をお考えの方へ

編集後記より

 かなり以前の某大学の理工学系の名誉教授の随筆の中に,「研究と教育に敢えて順番をつけるとすれば,独創的研究,良質な教育,模倣的な研究,の順であろう」という一文がありました.「模倣的な研究」に関しては,臨床医学では幾つか考え方があります.臨床医学においては一般的に,「独創的研究」が小規模に臨床応用されて,さらにそれが多施設多症例で追試されると,一気に広く臨床で定着していきます.このように「模倣的な研究」を追試あるいはvalidation studyとしての大規模研究とみなすならば,この3 者(独創的研究,良質な教育,模倣的な研究)はいずれも重要ということができます.臨床医学講座では「研究」と「教育」と「診療」の3基軸は常に密接に関係していますので,「独創的研究,良質な教育,模倣的な研究」は広義には全て重要と言えるでしょう.
 本誌を含めて,臨床系学術雑誌の論文も,この3点がバランスよく組み込まれていて,読者の日々の満足度は高まると理解します.年次学術集会でも「独創的研究,良質な教育」は大変重要視されてきて,「臨床研究の追試あるいはvalidation study」も増加してきていると理解します.今後,「臨床研究の追試あるいはvalidation study」に参加協力することのincentive の「より見える化」がさらに明瞭になると,欧米での多施設大規模研究に匹敵する我が国からの情報がより発信できることが期待されます.
 今後,臨床研究は,COIを適切に管理することで誤解されずに萎縮することがなくなり,さらにそのincentiveが「より見える化」されると,益々発展することが期待されます.今後も本誌が先生方にこのようなお手伝いが継続してできるように発展することを切に願い,読者の皆様からの投稿をお願いいたします.

(池田 昭夫)

投稿者へのアピールポイント

日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして

  • ★PubMed/MEDLINEにabstractだけでなく、全文が収載されています。
  • ★日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして、年間310万件以上(2017年集計)のアクセスがあります。
  • ★2015年からオープンアクセスジャーナルになり、アクセス数の増加、被引用論文として有利な状況となっています。
  • ★毎月、最新号のメール目次が会員へ配信されています。
  • ★2015年5月から早期公開を開始しています。

若手医師の登竜門として

  • ★卒後間もない先生方に発表の場を提供しています。
  • ★投稿論文は温かく育てましょうという理念の下、査読は極めて教育的、建設的に行われています。
  • ★査読が迅速です(2017年度の初投稿原稿の平均査読日数は15日)
  • ★日本神経学会の英文誌Neurology and Clinical Neuroscienceと同じ、投稿システム「ScholarOne Manuscript」を採用しており、将来の英文誌の投稿へも役立ちます。

症例報告が多く掲載されています

  • ★日々の診療に直接役立つ、日本語での症例報告を多く掲載しています。
  • ★図と表を合わせて最大6個も掲載できるので、多くの情報を共有できます。完全電子化により、カラー代も無料です。
  • ★Letters to the Editorを通して、発表された症例を討議することができます。

その他

  • ★英文投稿も受け付けています。