投稿をお考えの方へ

編集後記より

 本誌の編集委員を拝命して,もう4年を過ぎようとしています.本誌は電子ジャーナルとなり,順調に投稿数を維持しています.従って,編集委員は,毎日査読に追われる日々であります.本誌の掲載内容は日本の臨床神経学の診療レベルを反映している雑誌であると考えています.従って,今後も会員の皆様からの貴重な投稿をお待ち申し上げますので,よろしくお願い致します.
 さて本誌は,筆頭著者が若い会員である症例報告が多いことが特徴の一つですが,4年前に比較すると,投稿規定を遵守し,考察の論理的思考展開が理解しやすい論文が増えてきたとも感じ個人的には喜んでいます.
 しかし,最近査読していて危機感を持ったことがありました.日本の最近の社会動向として,本年5月に個人情報保護法が大きく改正されています.この改訂に伴い,臨床研究や遺伝子関連の遵守事項が厳格になっておりますが,患者情報についても,従来とは異なり「病歴」は新たに「要配慮個人情報」として規定され,その扱いに十分な留意することが求められています.この点から「匿名化」は従来よりもより一層の配慮が必要です.最近,投稿された論文に,この配慮がいささか不十分である記載があり,正直「もし,この点がチェックから漏れて,このまま掲載されたら,学会誌・学会自体の姿勢そのものが問われる事態にもなりかねないので,リスクだな」と感じたことがありました.確かに,今でも文献検索や引用論文の読解がやや不十分である報告も少数ではありますが存在し,その修正に頭を抱えて四苦八苦する査読(基本的にリジェクトするのではなく,大幅改変でも投稿への道を残すようにしていますので…)も時にあります.しかし,これら「不十分な記載」とは根本的に異なり,この不十分な「匿名化」という問題は,法律の遵守事項であり,危機意識をもった次第です.どうか,若い会員におかれましては,個人情報保護法が改正され,十分な「匿名化」についての配慮が法律として求められている時代ですので,この点を十分に念頭に置き,投稿規定に準拠した論文を十分にご推敲なされてからご投稿されることを切にお願い申し上げます.
 会員の皆様の更なるご発展をお祈りして,編集後記とさせて頂きます.

(亀井 聡)

投稿者へのアピールポイント

日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして

  • ★PubMed/MEDLINEにabstractだけでなく、全文が収載されています。
  • ★日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして、年間100万件以上(2014年集計)のアクセスがあります。
  • ★2015年からオープンアクセスジャーナルになり、アクセス数の増加、被引用論文として有利な状況となっています。
  • ★毎月、最新号のメール目次が会員へ配信されています。
  • ★2015年5月から早期公開を開始しています。

若手医師の登竜門として

  • ★卒後間もない先生方に発表の場を提供しています。
  • ★投稿論文は温かく育てましょうという理念の下、査読は極めて教育的、建設的に行われています。
  • ★査読が迅速です(2014年度の初投稿原稿の平均査読日数は16日)
  • ★日本神経学会の英文誌Neurology and Clinical Neuroscienceと同じ、投稿システム「ScholarOne Manuscript」を採用しており、将来の英文誌の投稿へも役立ちます。

症例報告が多く掲載されています

  • ★日々の診療に直接役立つ、日本語での症例報告を多く掲載しています。
  • ★図と表を合わせて最大8個も掲載できるので、多くの情報を共有できます。完全電子化により、カラー代も無料です。
  • ★Letters to the Editorを通して、発表された症例を討議することができます。

その他

  • ★英文投稿も受け付けています。