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資格試験のお知らせ

2023年度(第49回)日本神経学会神経内科専門医試験実施について

「2018年~2020年専攻医研修開始者向け(新制度・移行期)」

 2023年度(第49回)日本神経学会神経内科専門医試験を下記の要領で行いますので、お知らせ致します。試験は2002(平成14)年度(第28回)より第一次試験と第二次試験に分かれて行われ、第一次試験の合格者のみが第二次試験を受けられます。
 2017年以前研修開始の受験者と2018年~2020年研修開始の受験者では、提出物等に違いがありますので気を付けてください。こちらのページは2018年~2020年専攻医研修開始者向けです。
 また、2018年~2020年研修開始の受験者については、新制度への移行期との扱いから、経験症例数減(45症例以上)・症例要約提出数減(10症例)となっておりますので、ご確認願います。
 なお、第3回内科専門医試験(2023年6月実施)の受験予定者も、下記受験申請書類受付期間内で神経内科専門医試験の受験申し込みが必要です。(内科専門医の合否結果により、受験可否を決定)

第一次試験(筆記試験;必修問題100題、一般・症例問題100題)

1 日時

2023年10月7日(土曜日)、10:30~15:10

2 場所

TKP品川カンファレンスセンター 東京都港区高輪3-25-23 京急第2ビル

3 受験資格

(「第49回日本神経学会専門医試験の手引(2018年専攻医研修開始者向け)」でも確認してください )
2023年度 第49回 は以下のとおり。

1)日本国の医師免許証を有する者

2)受験時に初期研修を含む臨床研修期間を6年以上有するもので、かつ本学会正会員歴を3年以上有する者

3)日本内科学会内科専門医であること

4)上記 2)の臨床研修期間について、本学会が認定する教育施設・准教育施設・教育関連施設においての神経内科研修が、次の(i)~(ⅲ)のいずれかを満たす者。なお、2021年1月31日以降、特別連携施設での研修も上限1年として認められています。

    1. (ⅰ)教育施設で3年以上※
    2. (ⅱ)教育施設2年以上かつ3年未満の場合、下記のいずれか。
      a. 教育施設、准教育施設で合計3年※
      b. 教育施設、准教育施設、教育関連施設および特別連携施設で合計4年。
        ただし、特別連携施設での研修算定期間は1年を上限とする。
    3. (ⅲ)教育施設2年未満の場合
      教育施設、准教育施設で合計4年(准教育施設のみで合計4年も可)

    ※ただし、内科研修との混合タイプを選択した場合、内科研修を含めて4年以上の研修実績が必要である。

      研修期間を算定する場合は、一週の勤務実態は4日(32時間)以上を原則とする。
    なお研修期間として認定する勤務実態は、研修に必要な内容を伴うものでなければならない。

    教育施設での非常勤勤務による研修期間は、下記に従って算定し研修期間として認定できる。
    認定する研修期間は神経内科研修の最後に所属した施設の研修施設指導管理責任者(指導医)が証明書を提出し、その証明書を専門医認定委員会(以下「委員会」という。)が審査して認定する。研修期間は1年を超えないものとする。

    1. (1)週3日(24時間)の勤務実態があれば、その期間の3/4を研修期間と認定
    2. (2)週2日(16時間)の勤務実態があれば、その期間の1/2を研修期間と認定
    3. (3)週1日( 8時間)の勤務実態があれば、その期間の1/4を研修期間と認定
4 "第49回日本神経学会専門医試験の手引"の請求方法

会員番号・ご所属(現ご勤務先)・氏名と、「新制度での受験希望」の旨を用紙(種類は問いません)に明記し、下記宛てにご請求ください。
(手引き請求は受付開始しておりますが、発送は2023年4月24日頃からとなります)
〒113-0034 東京都文京区湯島2-31-21 一丸ビル 2階
日本神経学会事務局「2023年度 第49回神経内科専門医試験 手引き申請」 宛て

郵送先は、会員管理に登録されている送付先となりますので、会員マイページ(ID・PW必要)にて確認してください。住所変更手続きはお早めにお願いします。

5 受験申請方法

1)所定の受験申込用紙に必要事項を記入し、所定の返信用封筒で簡易書留郵便にてお送りください。同時期に受験料は同封の振込用紙で郵便局よりお振り込みください。

2)受験申請の際提出すべき書類

  1. (1)医師免許証の写し
  2. (2)受験申込書(所定の用紙)
  3. (3)願書(所定の用紙)
  4. (4)研修歴記入表(所定のマークシート)
  5. (5)研修修了証明書(2018~2020年専攻医研修開始者向け)
    (以下の事項を指導管理責任者から証明を受ける必要があります。様式は、上記のリンクからダウンロードして使用して下さい。)
    1. ① 認定施設で所定の期間研修を行ったこと。
    2. ② 研修カリキュラムの知識・技術要件に関して、指定項目80%を履修したこと。
    3. ③ 研修カリキュラムの症例要件に定められた9疾患群から各1疾患を含め、計45症例以上(うち外来症例は20%まで)を経験したこと。
    4. ④ 学会・研究会または論文での筆頭発表 2件あること。
    5. ⑤ 各研修施設、学会などが主催する講習会受講していること。
    6. ⑥ 医師としての適格性を有することを証明する360度評価を受けたこと。
  6. (6)上記③を証明する書類(症例登録システムから「集計リストPDF」を出力し署名捺印をすること。㊟1
    ★提出部数:署名・捺印をしたオリジナル1枚とそのコピー4枚の計5枚。
  7. (7)上記④を証明する書類(後抄録やabstractのページ)
  8. (8)症例サマリー(症例要約)10例 (書き方見本(ID・PW必要))

    ●使用用紙:1症例につきA4サイズで2ページ必ず両面印刷して下さい。

    ●使用活字:MSP明朝で11ポイント、1行文字数40字程度、2,500字前後。

    ●スタイル:
    最初に「症例のポイント」、「臨床診断」を、次いで主訴、既往症、家族歴、現病歴、一般身体所見、神経学的所見、所見のまとめ、診断に関する考察、主な検査所見、経過、考察の順に記載すること。現病歴での年・月はX年Y月ではなく具体的に記載し、日の特定は避けてください。最後に文字数を記載、及び指導医のサインをもらってください。

    ●症例内容:
    神経内科専門医研修カリキュラムの症例要件に定められている、16群に分類した疾患カテゴリーから10群に属する疾患について各1症例、計10症例の要約を作成すること。
    なお、初期研修中の経験症例は認められません。

    ★提出部数:
    10例を1部としまとめ、指導医のサインのあるオリジナル1部とそのサイン済みの症例サマリーのコピー4部の計5部。
    ホチキス留めはしない、クリアファイルには入れないでください。(付箋での区切り可)

    症例サマリーは査読を行い、査読者が不可と判定した場合には、修正の上再提出を求めます。
    採点結果は、第二次試験の面接時に資料として用いられます。
    誤字、脱字、漢字の変換ミス、あるいはコピーペーストが不適切なサマリーが目立ちますので、提出前に必ず点検して下さい。

  9. (9)受験料:第一次試験30,000円
  10. 上記提出書類は返却しません。

㊟1 症例登録システムは新専門医制度に準拠したシステムのため、登録数によっては、「合計」と「入院」部分について「〇〇例不足」等のアラート表示が出ますが、移行期の専攻医はその表示は気にせず、新専門医制度の条件の半数以上が登録されていれば問題ない、との理解にて書類を提出してください(「合計」部分は45例以下の不足、「入院」部分は36例以下の不足であれば許容)。なお、初期研修中の経験症例は認められません。

6 受験申請期間

2023年6月1日(木曜日)~6月21日(水曜日) 消印有効
第一次試験の受験者への受験証の発送は、9月上旬を予定しております。
(専門医試験の手引きのご請求は、受付開始しておりますので、上記4.の請求方法に従い、お早めにご請求下さい。)

7 第一次試験の結果通知

試験終了後10日以内に速達親展郵便で合否を通知します。
合格者には同時に、第二次試験用申請方法・必要書類を同封します。

第二次試験(口頭試問)

1 日時

2023年11月12日(日曜日)の予定です。時間は受験者個別に通知。

2 場所

日本都市センター会館(都市センターホテル) 東京都千代田区平河町2-4-1

3 注意事項

面接試験はA、Bの2グループに分かれて実施され、1グループの時間は20分で、試験官はそれぞれ2名です。Aグループでは、神経内科の診察実技が主体になりますので、必ず自分の診察道具(眼底鏡、ペンライト、舌圧子、打腱器、感覚検査用具一式など日常使用しているもの)を持参して下さい。また、Bグループでは、神経学に関する知識を、経験症例に基づいて試問しますので、必ず症例サマリー10例のコピーを持参して下さい。

4 受験申請方法

第一次試験合格者への郵便物に同封する第二次試験申込用紙に記入の上、所定の返信用封筒で簡易書留郵便にてお送りください。同時期に第二次試験受験料20,000円を同封の振込用紙で郵便局よりお振り込みください。

5 第二次試験の時間と結果通知

試験時間は、受験者に個別に受験証とともに郵送通知します。(10月下旬頃)
第二次試験の合否は、試験終了後2週間以内に速達親展郵便で通知します。
合格者氏名は臨床神経学ならびにホームページに公示し、「日本神経学会認定証」を後日(2024年2月中)郵送します。

6専門医登録料

新制度(移行期)の先生方は、取得日から1年経過後、日本専門医機構認定の神経内科専門医(機構専門医)への移行手続きを行うこととなります。その移行時に、お支払いいただくこととなります。(移行登録認定料(11,000円税込予定))

【注意事項】
-第二次試験のみ受験される方-
2022年度:第48回で、第一次試験は合格、第二次試験が不合格となった方で、「内科専門医」を取得している方・専門医研修修了後5年以内の方が対象となります。受験申請については、上記5.受験申請方法【2)(4)(5)(7)は除く】に準じます。なお、第二次試験の受験料は20,000円です。対象者へは事務局より受験申請書類一式を5月中旬に送付します。試験時間帯の通知は10月下旬となります。

専門医試験の概要

2種類の試験が行われます
  1. 筆答試験(一次試験)
    後に記すような問題が必修問題100題、一般問題・長文の症例問題を合わせて100題の合計200題が出題されます。解答形式はAタイプかX2タイプのいずれかです。
  2. 面接試験(二次試験)
    神経学的診察技法と臨床神経学の知識を中心に口頭試問を行います。
筆答試験(一次試験)の問題例

例1)上腕外側上部領域の表在感覚を支配する脊髄髄節はどれか(Aタイプ)。

  1. C4
  2. C5
  3. C6
  4. C7
  5. C8

例2)正中神経の支配筋の機能はどれか。2つ選べ(X2タイプ)。

  1. 母指を小指と対立させる
  2. 母指を示指に押し付ける
  3. 母指を背側に伸展させる
  4. 母指を掌面に垂直に立たせる
  5. 母指を掌面に平行に外転させる

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