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教育コース「ねらい」一覧
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5月20日(水)9:50~11:50 / 13:20~15:20
5月21日(木)7:30~09:30 / 15:10~17:10
5月22日(金)7:30~09:30 / 14:30~16:30
5月23日(土)9:45~11:45 / 14:50~16:50
教育コース
5月20日(水)9:50~11:50
EC-01
テーマ:アクセプトされる論文の書き方
ねらい:初学者にとって論文執筆はなかなかハードルが高く、どのようにアプローチしていいか具体的な方策に迷うことが多いのが現実です。そこで、5人の論文経験の豊かな先輩から症例報告の書き方、英文和文原著、そして総説の書き方、研究成果の論文へのまとめ方の要点、他施設共同研究の成果の論文へのまとめ方のコツ、さらに投稿後に査読者の厳しい指摘に対する理路整然とした反論rebuttalの方法・記述の仕方などについてご指導いただきます。
[対象] 初級~上級
EC-02
テーマ:他科と脳神経内科の関連-経験者から学ぼう-
ねらい:あらゆる症状は神経を介して脳が感知することで訴えになるので、異変があるときに脳神経内科をまず訪れる患者は多い。脳神経内科医はGate Keeperの役割を果たし、適切な他科との連携を図る必要がある。一方、脳神経内科疾患であるにも拘わらず症状の局在性から他科を受診する方も多い。この双方向の関わりについて「他科と脳神経内科の関わり」のコースを続けてきたが、今回は産科/婦人科、リウマチ膠原病内科、麻酔科/ペインクリニック、歯科/口腔外科との関わりを取り上げる。単に「疾患」を学ぶのではなく、具体例を通して、上記の双方向性を見定めるコツを学んでいただきたい。
[対象] 中級:神経内科専攻医(後期研修医)レベル
EC-03
テーマ:脳神経内科が知っておかなければいけない最近話題のめまい
ねらい:本コースでは,最初に簡単にめまい全般について概説した後で,最近話題のめまいに焦点を当てる.前庭性片頭痛は,片頭痛がある患者にみられる反復性めまいで,メニエール病との類似点や合併例の存在から,耳鼻咽喉科領域では注目度が高い.脳神経内科領域でも,片頭痛の病態を基にめまいの機序に迫ることは大きなトピックである.一方,持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)は,他覚的に捉えられる所見に乏しい慢性めまいで,多くの場合急性めまいに続発し,体動や複雑な視覚刺激で一過性に悪化する.近年診断基準が示されたことで,これまで原因不明とされてきた慢性めまいの多くがPPPDと診断される可能性があり,耳鼻咽喉科領域では注目度が高い.バランス感覚が,視覚や体性感覚に過度に依存し歪曲してしまうことが,病態として推測されているが,不安障害や機能性神経障害との関連の観点から,脳神経内科領域でも大きなトピックになっていくことが予想される.
[対象] 初級~上級
5月20日(水)13:20~15:20
EC-04
テーマ:筋疾患 キホンのキ
ねらい:筋疾患は疾患の種類が多岐にわたり、確定診断に至ることは必ずしも容易ではない。病歴、家族歴の詳細な聴取、神経学的診察の後に血液検査、筋電図、画像検査(CT、MRI)、そして筋病理所見、筋炎特異的自己抗体の測定により診断が確定する。遺伝子診断が必要な場合もある。筋電図検査により神経原性疾患と筋原性疾患(ミオパチー)の鑑別を行い、反復刺激試験により重症筋無力症などの診断に役立てる。筋画像所見、とくにMRIは罹患部位を特定する際に有用であり、炎症性筋疾患の生検部位の特定のためにも重要である。筋生検手技の実際、検体の処理法・送付法、組織評価法(HE, ゴモリ・トリクローム変法、ATPase染色、各種免疫染色)についても学習する。炎症性ミオパチーの診断の際に有用性がクローズアップされている筋炎特異的抗体について、検査のオーダー法を含め具体的に解説する。筋疾患の診察法について一連の流れをつかむことを本コースの主たる目的とする。
[対象] 初級:医学生あるいは初期研修医
EC-05★要事前予約
テーマ:「昼間の眠気」のアプローチ-適切な診断と治療を目指す
ねらい:昼間の眠気をきたす病態/疾患は多種多様である。よく知られているナルコレプシーや閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)以外に、不適切な睡眠衛生、睡眠不足症候群など生活習慣に由来するものや不眠症による睡眠による休養感が得られないためのもの、さらに小児思春期においては朝起きられないことを主訴とする起立性調節障害も含まれる。昼間の眠気を主訴として患者が受診した際の鑑別診断と治療について、基調講演後に、日常診療で遭遇することの多い事例を5例程度提示し、スモールグループで症例演習を行い、全体で発表会と討論を行い、昼間の眠気を主訴とする患者に対する診療の理解を深める。なお、提示する症例は企画者が準備するが、参加者からも日常診療で困っている事例(未発表例)の提示も可能とする。
[対象] 初級~上級
EC-06
テーマ:参加型神経病理カンファレンス
ねらい:病理解剖数の減少に伴い,病理解剖をベースとした神経病理学に触れる機会が少ない.また,神経病理の講義は次々と呈示される顕微鏡写真を見るだけになってしまい,何が重要なことであるのかがわかりにくい.専門医の試験を受けるために,アトラスだけを覚えるのでは面白くない.さらに,若手の医師にとっては,ベテランの神経病理医が述べるコメントには質問もしにくく,理解が進まないことが多いと思われる.本セッションでは,2例の症例の臨床病理を呈示し,随所に聴衆が回答をするクイズをいれながら,神経病理の重要性を理解いただくと同時に,コモンな疾患の神経病理の理解をすすめる.演者も若手だ.ぜひ若い先生にたくさん参加いただき,いろいろな意見や質問と,ディスカッションの時間も十分にとって,双方向の臨床病理カンファレンスをエンジョイしていただきたい.
[対象] 中級:神経内科専攻医(後期研修医)レベル
5月21日(木)7:30~09:30
EC-07
テーマ:Tokyo EDx in Yokohama:神経筋電気診断カンファレンスを覗いてみよう
ねらい:帝京大学脳神経内科中心に運営してきたメーリングリスト・カンファレンスを雛形として、2025年の大阪学術大会で教育コース「Tokyo EDx in Osaka:神経筋電気診断カンファレンスを覗いてみよう」を初めて開催しました。クイズ形式で主体的参加を促し、一部の手技についてはライブデモも行いました。参加者から質問が出て議論が盛り上がる場面も何度かあり、事後アンケートでは「満足した」の回答97%などと好評を博しました。神経筋電気診断検査(EDx)は脳神経内科診療に必須のツールで、「ハンマーの延長」です。本年は諸事情で筋電計は使用できませんが、ケースstudyやEDxに必須のMMT実技、ビデオ提示を行うことで、同等の教育的効果を実現できると考えています。昨年時間の関係で取り上げることのできなかったテーマや事後アンケートで要望いただいたテーマを取り上げる一方、重要な教育的テーマは繰り返しつつ、新たな試みも加えたコースを企画します。
[対象] 初級~上級
EC-08
テーマ:神経心理学ケースファイル:前頭・頭頂葉と運動・行為・空間・言語
ねらい:前頭葉と頭頂葉は機能的ネットワークを構成し、人間特有の複雑な行動を可能にする種々の認知機能に関わっている。前頭葉の損傷にともなって思考,高次運動機能、情動、行動のコンロールが障害され、頭頂葉の損傷によって身体近傍空間に関わる知覚・運動機能に異常をきたす。前頭・頭頂葉のネットワークは言語にも寄与しており、その損傷に伴って特徴的な失語症が生じる。多様で複雑な前頭・頭頂葉の症候学は、脳神経内科診療における悩みの種でもあり、知的好奇心を刺激する魅力的な研究対象でもある。
本コースの主眼は、症例を通じて前頭・頭頂葉損傷に関わる症候とその評価法について学んでもらうことである。本コースで2つの脳葉がもつ機能の奥深さ・興味深さを実感してもらい、明日の日常診療における神経心理学的診察へのモチベーションにしてもらいたい。
[対象] 初級~上級
EC-09★要事前予約
テーマ:全力指導!てんかん塾~初診外来をのぞいてみよう~
ねらい:てんかんは有病率0.4-1%のありふれた慢性神経疾患である一方, その診療は特殊性が高い. そのため, 専門的な教育を受ける機会になかなか恵まれず, 自信をもって診療できずにいる一般脳神経内科医は多い. 本教育コースは, てんかんの初診外来をテーマに, 実際の診療現場を想定したインタラクティブな教育コースである. 前半は初診外来での病歴聴取について, 小グループに分かれて実践を行う. 模擬患者に対し参加者が医師役を実際に行い, 各グループでてんかん診療に精通した講師からの指導を直接受けることができる. 後半は全体へのクイズ形式を取りながら, 病状説明において必要な知識を得る機会とする. 講師らによる解説を通じて, 社会制度 (運転免許, 自立支援医療制度など) の知識を深める. これらを通じ, 専門的かつ全人的なてんかん診療について講師/参加者とともに考える機会とする.
[対象] 中級:神経内科専攻医(後期研修医)レベル
(正会員(医師・研究者)、非会員(医師・研究者)、初期研修医(会員・非会員)のみ事前予約可能。)
5月21日(木)15:10~17:10
EC-10★要事前予約
テーマ:君にも出来る!脳血栓回収療法
ねらい:脳主幹動脈の急性閉塞による脳梗塞に対して、機械的血栓回収療法は標準的治療となっています。発症から再開通までの時間を出来るだけ短縮することで後遺症が軽減されるため、脳神経内科医も血栓回収療法を含む脳血管内治療に関わる機会は増えています。本ハンズオンでは、血管モデルを用いて実際にカテーテルや血栓回収デバイスに触れて、脳血管内治療についての理解を深めることを目的としています。特に医学生、研修医や、若手の本会会員の皆様に、脳血管内治療を体験して身近に感じていただくことがねらいです。
[対象] 初級~中級(正会員、研修医(会員・非会員)、学生(会員・非会員)、メディカルスタッフ(会員・非会員)のみ事前予約可能)
[機材協力]ジョンソンエンドジョンソン株式会社/日本ストライカー株式会社/日本メドトロニック株式会社/株式会社メディコスヒラタ
EC-11
テーマ:神経放射線専門医からみた神経画像診断のKnack & Pitfalls-Update
ねらい:脳神経内科診療において,神経画像診断はきわめて重要な位置を占めています.問診や神経診察が重要であることは言うまでもありませんが,その診断には,画像診断が不可欠なものも少なくありません.普段何気なく撮っているCTやMRIもその特性を理解していないと思わぬ落とし穴に落ちることもあります.一方で,ほんのちょっとしたコツを知っていると意外と簡単に診断にたどり着くこともあります.
第62回の本学会において,同様の内容で教育コースを行わせていただき,大変好評を得,是非また神経放射線専門医の話が聞きたい,という声を多くいただきました.あれから5年,神経放射線の進歩には目覚ましいものがあります.本コースでは,神経放射線専門医の目から見た各疾患群における画像診断のコツと陥り易い落とし穴について,とくにここ数年の進歩を中心に解説いただきます.
[対象] 初級~上級
EC-12
テーマ:「頭痛道場,明日から黒帯診療へ」— 初期研修医・非専門医のための日常頭痛診療アップデート -
ねらい:日常診療において「頭痛」はもっともよく遭遇する主訴のひとつですが,その背景にある病態は多様であり,見逃してはならない疾患をいかに見抜くか,適切な初期対応をどう行うかが,常に問われています.近年は片頭痛に対する新規治療薬の登場や診療ガイドラインの改訂など,頭痛診療は大きな変化の中にあります.
本コースでは,初期研修医や頭痛診療に苦手意識を持つ先生方はもちろん,「頭痛診療の基本はしっかり押さえておきたい」という医師を対象に,明日からの診療に役立つ実践的な知識を整理してご紹介します.臨床現場でしばしば遭遇する5つの項目について,エキスパートの先生方から対応法や解決策,現時点での課題を提示して頂き,頭痛診療の“型”を身につけていただける構成としています.
「よく出会うからこそ,きちんと診たい」--そんな気持ちに応える実践セミナーです.
ご自身の診療に確かな自信を加える機会として,ぜひご参加ください.
[対象] 初級:医学生あるいは初期研修医
5月22日(金)7:30~09:30
EC-13
テーマ:ビデオで極める!てんかん発作症候学
ねらい:てんかん診療において、発作症候は焦点診断や病態理解に重要であるが、日常診療で実際に患者の発作を目にする機会は限られている。また脳波判読に関するセミナーは定期的に開催されているが、体系的に発作症候を学ぶ機会は多くない。本教育コースでは、日本神経学会屈指のてんかん専門医による発作ビデオを用いた症例提示により、発作症候を抽出し解釈する力を養うことを目的とする。代表的な側頭葉てんかん、前頭葉てんかんから比較的稀な後方半球起始のてんかん、島葉てんかん、さらにてんかん発作との鑑別が重要な心因性非てんかん発作まで幅広く取り上げ、それぞれの発作症候の特徴と、診断・治療にどう生かすかも学ぶ。てんかん発作症候の理解は、てんかん病態と表裏一体の関係にある正常脳機能の理解、さらには他の神経疾患の理解にもつながる。発作症候を実践的に学べる貴重な機会として、多くの脳神経内科医特に若手医師に参加いただきたい。
[対象] 中級:神経内科専攻医(後期研修医)レベル /(正会員向け)
EC-14
テーマ:むつかしいを簡単に~ 疾患別;高次脳機能障害の診かた
ねらい:高次脳機能障害の患者は,しばしば「様子がおかしい」を主訴に外来を訪れます.本人や付き添いの家族が「見たものの形は分かるが,何かは分からない」と的確に説明できることは,皆無.他科医師からの紹介状には「言動異常です,よろしく」のみ.医学部,初期研修を通じて高次脳機能障害を学習してきたはず.「これが視覚失認です」と実例を見せてもらったこともあるかもしれません.しかしいざ独力で患者を診るととなると,何から手を付けて良いのやら.頼みの神経学的検査チャートもNIHSSも役に立たず、時間が虚しく過ぎるのみ.
本コースは,大学病院や市中病院で実地臨床に長く携わってきた脳神経内科医が担当します.脳卒中、てんかん、神経変性疾患に関連した高次脳機能障害の症例を提示し、問診→診察→臨床診断→画像というプロセスを,どの様に迅速かつ適切に行えば良いのか,参加者との問答形式で進めます.明日からの外来診療に役立つセッションを目指します。
[対象] 初級~上級 /(正会員向け)
EC-15
テーマ:「脳神経内科医に必要な司法の知識」~母性神経学における電子添文とガイドラインの合理的な使い方~
ねらい:母性内科学は、「健全な母体に健全な児は育つ」の理念のもと、慢性疾患を持つ女性の妊娠と、妊娠中に出現した内科疾患の診療を、専門的知識をもって診療する内科と産婦人科の融合によって作りあげる新しい学問です(日本母性内科学会HPから抜粋)。これまで本学会の教育コースを通じ、脳神経領域のcommon diseases (脳卒中、てんかん、頭痛、神経変性疾患) や免疫性神経疾患に焦点をあて、プレコンセプション、妊娠・授乳と薬、妊娠・出産と疾患への影響を論じてきました。2026年度の教育コースでは、脳神経疾患を持つ患者が、妊娠・出産・授乳を希望した場合、配慮しなければならない「医師と患者のコンプライアンス」について学びます。特に、電子添文と診療ガイドラインの位置付けや運用方法は、我が国の法律に従う必要があります。弁護士資格を持つ脳神経内科医による講演を通じて、処方裁量権と医療同意権など、医師が身につけるべき法律の知識とその対応を学びます。母性神経学に限らず、神経内科診療全般に有用な情報です。是非、先生方の日常臨床にお役立てください。
[対象] 中級:神経内科専攻医(後期研修医)レベル
5月22日(金)14:30~16:30
EC-16
テーマ:まるごと2時間!筋疾患は面白い
ねらい:本コースは、若手医師が筋疾患の診断・治療に必要な基礎知識と実践的アプローチを体系的に学ぶことを目的とする。筋疾患の重要性や診療の面白みを伝えるとともに、症例を通じて臨床推論力を養う構成とした。具体的には、なぜ筋疾患を学ぶべきかを理解し、診断へのアプローチ、筋病理・筋画像の読み方を基礎から解説する。また、筋炎や遺伝性筋疾患については実際の症例を用いて考察し、実践的知識の定着を図る。インタラクティブな形式を取り入れることで、参加者が主体的に学び、筋疾患診療の魅力を実感できるコースを目指す。
[対象] 中級:神経内科専攻医(後期研修医)レベル
EC-17
テーマ:脳神経内科医のためのリーダーシップとマネジメント講座--チームを動かす力を育てる
ねらい:日本神経学会キャリア形成促進委員会からの提案による教育コースです.脳神経内科医を取り巻く環境が大きく変化する中で,チームにおけるリーダーシップやマネジメントの力が求められる場面が増えています.これらは初めから各人に備わっているものではなく,学んで身につけるものです.本教育コースでは,チームビルディングに必要な基本概念をはじめ,変革のリーダーシップ,EQ・サーバント・リーダーシップ,フォロワーシップ,さらには実践的なマネジメントの視点まで幅広く取り上げます.若手から中堅,管理職に至るまで,すべての脳神経内科医に役立つ内容です.ディスカッションも交えながら,一歩先のリーダー像を共に考え,将来の診療・研究・教育をより実りのあるものにしましょう!
[対象] 初級~上級
EC-18
テーマ:脳卒中、脳神経内科が積極的に診ています ー症例から学ぶ脳卒中診療-
ねらい:脳卒中は脳神経疾患の代表的なコモンディジーズで、多くの脳神経内科医が脳卒中の急性期から生活期にわたる治療と患者ケアに努めています。ただ、学生さんの中には、脳卒中を外科系主体の疾患と考えておられる方も、少なくありません。今回の学術集会の機会を活かして、脳神経学ビギナーの皆様に、私たち脳神経内科医が日々遭遇する脳卒中の診療を、症例検討形式で紹介したく思います。脳卒中内科診療の醍醐味を、体感してください。
[対象] 初級:医学生あるいは初期研修医(医学部6年生、初期研修開始直後の医師が興味を持って参加できるレベル)
5月23日(土)9:45~11:45
EC-19
テーマ:筋電図塾 in 横浜
ねらい:筋電図塾は2005年から大阪で年に数回,1回4時間おこなっている筋電図の勉強会です.筋電図はとても臨床に役立つ検査ですが,指導者もいない中でよくわからないままに筋電計を眺めている若い医師も多いと思います.そういう人が少しでも理解を深め,楽しさを知り,臨床の場で役立ててもらうきっかけを作るための場を作りたいと回を重ねてきました.その学会版です.通常版より時間を短縮して行いますが,塾長講義(筋電図の基本的な原理),症例検討,教頭講義(neurogenic & myogenic)と通常版と同様の形式で,時間のあるかぎり双方向的に,参加者全員に考えてもらいながら進めるようにしています.これまで学術大会で4回行いましたが,毎回多くの方に参加していただきました.今年も横浜で筋電図の面白さを伝えたい!それが私たちの願いです.
[対象] 初級~上級
EC-20
テーマ:脳神経内科領域における遺伝診療の“勘どころ”―遺伝学的検査の実施や結果解釈に戸惑わないために-
ねらい:遺伝学的検査の保険適用が広がり、脳神経内科医が日常診療の中で遺伝診療に関わる機会が増えています。SOD1遺伝子異常を持つ筋萎縮性側索硬化症やトランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーに対して、核酸医薬による治療も始まっています。主治医自身が、家系図を作成して適応も考慮した上で遺伝学的検査を実施すること、遺伝学的検査結果を解釈して患者に説明し、今後の診療計画を立てていくことが求められる時代となりました。本コースでは、臨床遺伝の基礎的なことから、症例に即した遺伝子解析方法、遺伝子解析結果の解釈に役立つ情報まで、遺伝診療の“勘どころ”をお伝えし、遺伝子解析レポートの内容を理解できるようにします。本コースで学んだ国際標準の家系図作成法、遺伝子解析方法、遺伝子バリアントの表記・評価方法の知識は、明日からの診療のみならず、論文の理解や作成にも役立ちます!
[対象] 初級~上級
EC-21
テーマ:開業する脳神経内科に何が必要か
ねらい:2024年の日本神経学会社員総会で「日本脳神経内科臨床医会」設置が承認されその準備を進めている。本臨床医会は日本神経学会員であることが前提となりその活動は全神経学会会員が寄与することになるが、やはりその中心は開業会員になる。本コースでは開業する(している)脳神経内科医に求められるものを、厚生労働副大臣仁木博文先生(医師)から厚生労働省が期待する脳神経内科の役割、鳥取県医師会顧問(前会長)の渡辺憲先生と福岡市医師会会長の菊池仁志先生からそれぞれ県および市のレベルで開業脳神経内科医に期待されるもの・求められるものをご講演いただく。最後に大学病院、国立病院機構、一般病院と勤務されている菊地誠志先生に自身の勤務経験を踏まえて脳神経内科医に必要なものをご講演いただく。本コースが困難になりつつある開業という勤務形態で脳神経内科がその実力を発揮するのに役立つことを期待する。本コースは「日本脳神経内科臨床医会」設立準備委員会からの提案である。
[対象] 初級~上級 /(正会員向け)
5月23日(土)14:50~16:50
EC-22★要事前予約
テーマ:「難病の日」だからこそ神経難病の研究における患者・市民参画(PPI)をみんなで考えよう
ねらい:皆さんご存知ですか。毎年5月23日は、難病法が成立したことを記念する「難病の日」です。本邦では難病の患者さんは少なくとも100万人いるとされ、決して特別なものではありません。特に脳神経内科領域には難病に該当する疾患が数多く存在しています。また難病の研究を行う上で、当事者である患者さんやそのご家族、将来の当事者となりうる市民の皆さまの参画は欠かせないものとなっています。本教育コースは、医師・研究者だけでなく患者さんやご家族(指定演者として)も交えたグループディスカション(GD)を中心に、みんなで神経難病における患者・市民参画(PPI)を考えることを目的としています。今回、DIA Japan Patient Engagement Communityの協力を得て、様々な職種のファシリテーターがGDをサポートしますので、PPI初心者の方も安心して参加して下さい。もちろんPPI経験者も大歓迎です。難病の日をきっかけに、神経難病の研究におけるPPIに対する理解を深めて、今後の業務に活用してみましょう。
[対象] 初級~上級
EC-23
テーマ:治療に難渋する脳梗塞の再発予防
ねらい:脳梗塞患者において、いかに再発させないかが重要な治療目標である。一般的なこれまで培われた経験やエビデンスに基づき内服等の管理を行うが、それでも再発を生じる患者がいる。成書に基づいた治療を施行下に再発した脳梗塞や、治療法の確立していない原因による脳梗塞の再発予防は頭を悩ませるところである。これらの病態において、脳卒中診療を専門とするエキスパートの先生方の治療方針や治療法につき解説いただくことは、一般会員にとって貴重な知識のアップデートの機会と考える。そこで第一線で活躍されている先生方に、それぞれの病態ごとの再発予防に対して概説をいただく。
[対象] 中級:神経内科専攻医(後期研修医)レベル
EC-24
テーマ:学生・初期研修医のための「症候・病態」から学ぶ実践的臨床神経学
ねらい:私たちは第63,64,65,66回学術大会教育コースにおいて,医学教育モデル・コア・カリキュラムや医師臨床研修指導ガイドラインの到達目標から,初学者が興味を引き,かつ日々の学修・診療に役立つ「症候・病態」を選び,双方向的プログラムを開催した.幸い,これまでの学術大会では,多くの参加者に恵まれ,好評を得た.第67回大会でも従来のように神経学に関連する項目,運動麻痺・筋力低下,頭痛,認知機能障害を題材に、神経内科専門医を目指す学生.初期研修医を対象に,医療面接,神経診察,臨床推論の基本をインターアクティブに身につけるセッションを実施したい.65回大会から取り入れた神経診察手技のハンズオンは,独自に実施した参加者アンケートで,好意的な意見を得ている.今回も,より双方向性を高めるため,提示症例数を3とし,神経診察をハンズオンかつインターアクティブに教授する時間を手厚く配分する構成とした.最大のねらいは,この営みを通じて,初学者に臨床神経学への興味を深めてもらうことがであるが,若手指導に携わる中堅以上の先生方と若手指導の方法について共有しあうことを「hidden curriculum」としたい.
[対象] 初級:医学生あるいは初期研修医










