第10回日本神経学会生涯教育セミナー【Hands-on】

日時:
2013年5月29日(水) 10:00〜12:00
会費:
6,000円(Hands on 2・3は3,000円)
専門医クレジット2点(Hands on 2・3は1点)

Hands on 1 「神経筋電気診断」

講師:
小森 哲夫 先生 国立病院機構箱根病院神経筋難病医療センター 院長
実習講師:
阿部 達哉 先生 国立病院機構箱根病院神経筋難病医療センター 神経内科
大石 知瑞子 先生 杏林大学 神経内科
叶内  匡 先生 東京医科歯科大学 中央検査部
黒川 勝己 先生 川崎医科大学 神経内科
國分 則人 先生 独協医科大学 神経内科
関口 兼司 先生 神戸大学 神経内科
津田 笑子 先生 札幌医科大学 神経内科
中村 友紀 先生 鹿児島大学 神経内科
畑中 裕己 先生 帝京大学 神経内科
三澤 園子 先生 千葉大学 神経内科
対象:
初学者レベル
到達目標:
神経筋電気診断に必要な基本的検査手技を体験し診断の道筋を知る

主な内容

神経伝導検査の方法と診断意義を理解したのち、少人数ごとに実習講師の指導で神経伝導検査を正確に施行する事を学ぶ。実習:①正中神経・尺骨神経・脛骨神経・腓腹神経・撓骨神経・腓骨神経などから実習希望神経を選択して実施、②手根管症候群の診断(第2虫様筋−第1掌側骨間筋の遠位潜時比較、ring-finger法など)③誘発波形の解釈など、実習講師が柔軟に対応する

共催: 日本臨床神経生理学会
日本光電工業株式会社
カデリウス・メディカル株式会社
京西テクノス株式会社

Hands on 2 「超音波(頸動脈エコー)」

講師:
長束 一行 先生 国立循環器病研究センター脳神経内科 部長
実習講師:
鳥居 孝子 先生 九州大学 神経内科
永野 恵子 先生 国立病院機構大阪医療センター 脳卒中内科
岡崎 周平 先生 大阪大学脳卒中センター 神経内科・脳卒中科
濱口 浩敏 先生 神戸大学 神経内科 特命講師
矢澤 由加子 先生 広南病院 脳血管内科
対象:
脳卒中診療や動脈硬化の判定に興味のある、医師、技師、看護師
到達目標:
頸動脈、椎骨動脈の描出と計測が一人でできるようになること

主な内容

被験者の頸動脈にプローベをあて、実際に総頸動脈、内頚動脈、外頸動脈の描出と鑑別、内中膜厚、内径、血流速度の計測を講師の指導のもと実施する

共催: 日本脳神経超音波学会
GEヘルスケア・ジャパン株式会社
東芝メディカルシステムズ株式会社
日立アロカメディカル株式会社

Hands on 3 「超音波(経頭蓋ドプラ)」

講師:
木村 和美 先生 川崎医科大学 脳卒中医学 教授
実習講師:
陣内 重郎 先生 製鉄記念八幡病院脳卒中センター・神経内科
井口 保之 先生 東京慈恵会医科大学 神経内科 教授
青木 淳哉 先生 川崎医科大学 脳卒中医学 講師
坂井 健一郎 先生 川崎医科大学 脳卒中医学
小林 和人先生 川崎医科大学 脳卒中医学 講師
古井 英介 先生 広南病院 脳血管内科 部長
対象:
脳循環に興味ある医師、技師、看護師など、特に脳卒中診療に当たる方や手術や麻酔時の脳循環の評価を行う方
到達目標:
中大脳動脈を探索し中大脳動脈の血流速度を計測し評価できる

主な内容

被験者の側頭骨ウインドにTCDプローベを当て、中大脳動脈、前大脳動脈、後大脳動脈を同定し中大脳動脈の血流を計測する

共催: 日本脳神経超音波学会
株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン
利康商事株式会社

Hands on 4 「脳波」

講師:
池田 昭夫 先生 京都大学 臨床神経学 准教授
飛松 省三 先生 九州大学 臨床神経生理 教授
実習講師:
重藤 寛史 先生 九州大学 神経内科 診療准教授
赤松 直樹 先生 産業医科大学 神経内科 准教授
寺田 清人 先生 静岡てんかん・神経医療センター
松本 理器 先生 京都大学 神経内科 講師
対象:
初学者レベル〜一部標準レベル
到達目標:
判読の要点を学び、実際に典型的な異常脳波の判読過程を体験して理解する

主な内容

最初の20分で判読の要点を全体講義し、その後、6グループにわかれ、1) 正常脳波と正常亜型、2)脳死、高度の意識障害、3)てんかん1(全般てんかん)、4)てんかん2(部分てんかん)、5)急性脳症/脳炎、意識障害、6)局所脳病変、に関して、各グループの担当講師が実際のデジタル脳波記録を再生して、実際の判読の要領を示す。

共催: 日本臨床神経生理学会
日本光電工業株式会社

Hands on 5 「ボツリヌス毒素療法」

講師:
梶  龍兒 先生 徳島大学 臨床神経科学 教授
目崎 高広 先生 榊原白鳳病院神経内科
対象:
ボツリヌス治療を始めてみようと考えている医師、始めて見たが自信が持てないという医師
到達目標:
自信を持って痙性斜頸、眼瞼痙攣、痙縮治療が始められる

主な内容

ボツリヌス毒素の基礎知識、患者への説明と同意、必要なリハビリ、痙性斜頸、眼瞼痙攣、痙縮治療の注射の実際(用法・用量・施注筋の選択、筋電図などのガイドの仕方)

共催: Movement Disorder Society, Japan
日本光電工業株式会社
グラクソ・スミスクライン株式会社
京西テクノス株式会社
株式会社富士フイルムソノサイト・ジャパン

Hands on 6 「高次脳機能検査」

コーディネーター:
河村  満 先生 昭和大学 神経内科部門 教授
講師:
石原 健司 先生 汐田総合病院 内科
緑川  晶 先生 中央大学文学部教授・昭和大学 神経内科学
対象:
初学者レベル
到達目標:
高次脳機能障害の典型的な症候をとらえることができる

主な内容

  • 日常臨床で遭遇する機会の多い失語、失行について、典型的な症候を提示し、病巣との関係を理解する
  • 基本的神経心理学的検査法(テスト)を理解し、その結果を解釈できる

共催:日本神経心理学会

Hands on 7 「パーキンソン病診察の世界標準を学ぶ −MDS-UPDRS−」

講師:
服部 信孝 先生 順天堂大学 脳神経内科 教授
久保 紳一郎 先生 順天堂大学 脳神経内科 准教授
斎木 英資 先生 北野病院神経内科
前田 哲也 先生 秋田県立脳血管研究センター 神経内科診療部長
対象:
標準レベル
到達目標:
新しいMDS-UPDRSを理解し、マニュアルを見ながら実際にスコアリングを行い、パーキンソン病患者の客観的指標を学ぶ。

主な内容

新しいMDS-UPDRSをビデオを織り交ぜながら示し、旧UPDRSとの違いを理解する。

共催:Movement Disorder Society, Japan

お申込方法

オンライン事前参加登録よりお申込ください。

注意事項

「Hands-on」へのご参加は、日本神経学会会員に限らせていただきます。

専門医育成教育セミナー、生涯教育セミナー「レクチャー」、メディカルスタッフ教育セミナーのみご参加の方は、「Hands-on」の受講はできませんのでご注意ください。
「Hands-on」の受講には学術大会への参加が必須となります。

当日のご参加につきましては、セミナー開始20分を過ぎますとクレジットが登録されませんので、ご注意ください。

テキストについて

テキストは印刷物ではなくpdfファイルダウンロードでのご提供となります。
テキストのダウンロード方法などは、事前登録された方にメールにてご案内いたしますのでご確認下さい。セミナー当日は、ご自分で印刷したテキストを忘れずにお持ち下さい。
当日参加の方のテキストにつきましては、有償でのご提供を予定しております。

生涯教育セミナー「Hands-on」テキストダウンロード

  • テーマ1「神経筋電気診断」(PDF)
  • テーマ2「超音波(頸動脈エコー)」(PDF)
  • テーマ3「超音波(経頭蓋ドプラ)(PDF)」
  • テーマ4「脳波」(PDF)
  • テーマ5「ボツリヌス毒素療法」(PDF)
  • テーマ6「高次脳機能検査」(PDF)

※テキストダウンロードには、事前にご案内している専用IDとパスワードが必要となります。

※「Hands on 7 パーキンソン病診察の世界標準を学ぶ −MDS-UPDRS−」のテキストはセミナー当日、会場にて配布いたします。

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