日本医学会連合TEAM事業『加齢性難聴の啓発に基づく健康寿命延伸事業』について
日本神経学会 会員 各位
日本神経学会は2023年度より、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会など複数の学会と合同で、日本医学会連合TEAM事業『加齢性難聴の啓発に基づく健康寿命延伸事業』に取り組んでおります。
その取り組みの一環として、去る9月2日に加齢性難聴の啓発を目的とした、日本医学会連合TEAM事業セミナー「多領域の専門家が挑む加齢性難聴とその社会的課題-Healthy Agingと認知症対策における聴こえの役割-」を開催いたしました。
当日はメディア関係者向けに行いましたが、このたび、一般公開に先駆けて学会会員限定で動画を公開いたしましたのでお知らせいたします。下記の各セミナータイトルをクリックするとご視聴いただけます。
近年、加齢性難聴は認知症における修正可能な因子として確立されており、講演内容は日々の診療に役立つものと思います。ご視聴いただければ幸甚に存じます。
日本医学会連合TEAM事業セミナー
多領域の専門家が挑む加齢性難聴とその社会的課題
–Healthy Agingと認知症対策における聴こえの役割–
- 主催:
- 日本医学会連合 TEAM事業
- 共催:
- 一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会、一般社団法人 日本神経学会、一般社団法人 日本言語聴覚士協会
プログラム詳細 (*敬称略)
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開会のご挨拶
大森 孝一(京都大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 教授、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 理事長) -
セミナー
- 進行:
- 猪原 秀典(大阪大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 教授、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 副理事長)
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加齢性難聴対策を介した共生社会の実現への取り組み
和佐野 浩一郎(東海大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 准教授、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会) -
言語聴覚士による加齢性難聴対策
佐藤 剛史(東北大学 耳鼻咽喉・頭頸部外科学 助教、日本言語聴覚士協会) -
加齢性難聴と認知症
下畑 享良(岐阜大学 脳神経内科学 教授、日本神経学会 理事) -
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が取り組む「聴こえ8030運動」
羽藤 直人(愛媛大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 教授、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 理事) -
総合討論「聴こえ8030運動が拓く加齢性難聴の未来」
進行:内田 育恵(愛知医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 特任教授)
パネリスト:和佐野 浩一郎、佐藤 剛史、下畑 享良、羽藤 直人
日本神経学会代表理事
西山 和利
担当理事
下畑 享良