日本神経学会利益相反(COI)運用指針(案)について
平成23年4月吉日
日本神経学会会員の皆様へ
一般社団法人 日本神経学会
代表理事 水澤 英洋
倫理・審査委員長 福永 秀敏
日本神経学会利益相反(COI)運用指針(案)について
科学技術の進歩に伴い、産学連携による臨床研究は世界的な潮流です。そして公的な存在である大学や研究機関、学術団体が、特定の企業の活動に参加することは不可避の状況となっています。その結果、研究機関、学術団体が本来担っている公正な教育・研究・臨床の責務が、産学連携活動に伴い生じる個人および団体の得る利益と衝突・相反する状態「利益相反(conflict of interest:COI)」 と呼ばれる事態が生じてきています。この利益相反状態を日本神経学会が適切に管理(マネジメント)して、初めて学会員が国民に信頼される教育・研究・診療活動を行うことが可能になります。
そこで日本神経学会としては、基本的に内科系関連14学会の連携による「臨床研究の利益相反(COI)に関する共通指針」に則り、本学会における運用面での指針を定めることにいたしました。日本神経学会ではこれまで倫理・審査委員会にて検討し素案を作成、理事会の審議を経て、その運用指針(案)を決定したところです。
運用指針(案)は、今年の5月に開催を予定しております定例の社員総会に提案しようとしているものですが、本学会のホームページに掲載しましたので、会員の皆様におかれましてはこれをご覧いただき、積極的にご意見をお寄せ下さるようお願いいたします。
運用指針(案)は、ここからご覧になれます。
一般社団法人日本神経学会 利益相反(COI)に関する運用指針(案)
- 意見の提出先
- 日本神経学会事務局
- 提出方法
- E-mail:ホームページの「お問い合わせ」フォームをご利用ください。
- FAX:03-3815-1931
- 締め切り
- 平成23年4月28日(木)