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神経内科の主な病気

(症状編) 筋肉のやせ

 筋肉がやせることを筋萎縮といいます。筋が萎縮すると筋力も低下し、今まで出来ていたことが出来にくくなります。筋萎縮には筋肉自体の病気による場合(筋原性筋萎縮)と、筋肉に運動の指令を直接伝えている運動神経の障害による場合(神経原性筋萎縮)があります。一般に筋肉の病気では肩から二の腕や腰回りから太ももにかけての筋肉(近位筋)が萎縮しやすいのに対して、神経の病気では手足の先の筋肉(四肢の遠位筋)が萎縮しやすいという違いがあります。代表的な筋肉の病気には、筋ジストロフィーなどの遺伝性筋疾患、多発筋炎・皮膚筋炎などの炎症性筋疾患があります。神経原性筋萎縮の多くは末梢神経の障害(ニューロパチー)により生じ、これにも外傷や圧迫によるもの、炎症性のもの、遺伝性のものなど多様な原因があります。筋萎縮性側索硬化症という徐々に全身の筋肉が萎縮する難病も神経原性筋萎縮を起こす代表的な病気です。

 筋肉や神経にこのような病気がなくても、筋肉は使わなければ痩せてきます(廃用性筋萎縮)。また、全身の筋肉の量は加齢とともに減少していきますが、この現象はサルコペニアといわれ、高齢者におけるフレイル(虚弱)の重要な要因で、寝たきり状態になる重大な危険因子です。サルコペニアを予防するためには、運動と栄養摂取が重要です。
 筋肉がやせる病気を診断するには、ぜひ脳神経内科医の診察を受けて下さい。筋萎縮の分布などの特異性のある所見から診察だけで診断がつくこともあります。確実な診断のためには神経伝導検査や針筋電図などの専門的な電気生理学的検査が必須となります。また、筋肉の病気が疑われる場合には、筋肉を少量採取して検査する筋生検が必要になることがあります。筋萎縮を治療するには、まず正確な原因を診断して、適切な治療法を選択することが重要です。

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