HAL医療用下肢タイプの適正使用ガイド監修について
平成27年11月25日付にて、CYBERDYNE株式会社のHAL医療用下肢タイプ(承認番号:22700BZX00366000)が新医療機器(一般的名称:生体電位反応式運動機能改善装置)として薬事承認を受けました。
本品は以下の緩徐進行性の神経・筋疾患患者を対象として、本品を間欠的に装着し生体電位信号に基づき下肢の動きを助けつつ歩行運動を繰り返すことで、歩行機能を改善することを目的として使用します。
- 脊髄性筋萎縮症(SMA)
- 球脊髄性筋萎縮症(SBMA)
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
- シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)
- 遠位型ミオパチー
- 封入体筋炎(IBM)
- 先天性ミオパチー
- 筋ジストロフィー
本品は新しい医療機器であり、安全性を維持しつつ効果を得るためには医師が適切に使用するための情報が不可欠であるため、製造販売元より適正使用ガイドが発行されました。発行に際し、本学会は本品が対象とする疾患の治療における専門的立場より、この適正使用ガイドの監修を行いました。
会員の先生方におかれましては、適正使用ガイドの内容を十分にご理解いただいた上でHAL医療用下肢タイプを御使用頂くようお願い致します。
不明な点は下記、CYBERDYNE株式会社にお問い合わせください。
- 連絡先:
- CYBERDYNE株式会社
http://www.cyberdyne.jp
Mail:hal-support@cyberdyne.jp
担当:鈴木、田中
日本神経学会リハビリテーションセクション