• ホーム
  • 学術大会概要
  • 大会長挨拶

学術大会概要

大会長挨拶

宇川 義一

第58回日本神経学会学術大会
大会長 宇川 義一
福島県立医科大学医学部神経内科学講座 教授

 第58回日本神経学会学術大会を、2017年(平成29年)9月16日(土)から21日(木)まで国立京都国際会館にて、第23回世界神経学会(XXIII World Congress of Neurology(WCN2017))と合同開催させていただくことになりました。例年の学術大会とは異なる点が多いですが、楽しい企画を準備しますので、是非御参加ください。

 今回のテーマは、「神経内科の明日を拓く(Defining the Future of Neurology)」です。近年の医学の進歩により、神経内科学は大きく変化し、我々が卒業した30年以上前とは全く違ったものになってきています。病態生理の考え方も変化し、治療法も今後開発されると予想されます。そんな時期に、これからの神経学・今後の神経学の行方を考える学会にしたいという思いでテーマを決めました。

 学会の内容に関しては、WCN2017プログラム委員会の一員として皆様に喜んでいただける企画を考えています。プログラムには、神経内科の明日を拓く2種類のグループがあります。

 一つは、治療に向けて、これからどのような新しい事を研究していくべきかという企画です。多くの最先端のテーマがありますが、その中で日本が世界をリードしているiPS細胞などの再生医療に関する企画と、ロボットなどを用いたBMIに関する企画を強調しています。iPSでは、山中伸弥先生にもお越し願い、iPS発見の秘話からiPSを用いた治療の将来などもお話しいただきます。また、BMIに関連するものでは、プロ棋士にも勝つスーパーコンピュータや脳機能のデコーディングの技術を、どのようにして神経内科疾患への応用に発展させていくかなども議論を交わしていただきます。このほか多くの話題について、世界のリーダーと議論できる絶好の機会ですので、是非、ご利用ください。

 もう一つのグループは、教育を目的とした企画です。ここでも、最新の確立された知識を、発見されたご本人から直接教育してもらえるプログラムが満載です。生きた教育を受ける良いチャンスですので、是非活かしてください。

 国際化を進めている本学会にとって、この学会が更にワンステップ上がるきっかけとなると信じています。

 神経学会会員にとっては、もう一つのメリットがあります。学会参加で取得できる専門医認定更新単位が例年の2倍ということです。従って、一回の参加で2度おいしい学会となっていますので、単位取得のためにもご参加ください。

 最後になりますが、紅葉の季節の京都は見どころ満載です。まだ知らない京都を見にいらっしゃることも本学会の楽しみの一つでしょう。お越しを心よりお待ちしております。

宇川 義一
宇川 義一